2009年01月05日

病葉流れて/白川 道 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
そして青春が終わり明日なき放蕩が始まった。血を騒がせた愛すべきロクデナシたち。『週刊ポスト』で連載中の超大作ギャンブル小説、遂に刊行。

大学に入学した主人公がギャンブルにのめり込んで行く。
せっかく良い大学に入ったんだから、真面目に勉強して
就職すれば、将来は大企業の部長や取締役くらいには
なれたかも知れない。
でも、この主人公はそんな道は選ばなかった。
病葉という言葉が妙に合っている。

作者の自伝的小説と言うだけあって、酒、女、麻雀という
当時の大学生の生活ぶりにはリアリティに富んでいる。
ただ、この作品は主人公が大学に入学してから最初の
夏休みを迎えるまでの期間を書いている。大学に入学
してから麻雀を覚えたのに、わずか数ヵ月後には危な
そうな店で、千点千円のレートで筋者やプロ雀士と勝負
するというのは性急すぎるような気がする。

確かにギャンブルの熱気は伝わって来るのだが、少し
書き急いだのではないだろうか。資金の調達も都合良
過ぎる。実際にはこんなに上手くいかないだろう。

青春小説としては秀逸。麻雀を知らなくても楽しめます。

病葉流れて (幻冬舎文庫)
病葉流れて (幻冬舎文庫)

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posted by まどか at 03:34| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 白川 道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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