2006年07月19日

消える「水晶特急」 島田 荘司 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)
華麗なる列車が突如消滅―。1985年四月、天井から床まで全面ガラス張りの「水晶特急」が、上野から酒田まで、マスコミ関係者を乗せて処女旅行に出発。その直後、散弾銃を持った男に列車強奪された。犯人は大物代議士、加灘耕平の旧悪告白を要求。人質の女性誌記者・蓬田夜片子にマスコミ公表を命じた。だが、驀進する列車は人質もろとも姿を消した…。吉敷竹史刑事が奇想天外な大トリックに挑む傑作ミステリー。

ちょっと古い作品で、JRではなく、まだ国鉄の時代です。
水晶特急と名づけられた列車が消失する。
まるで西村京太郎先生の作品みたいです。

物語は二人の女性雑誌記者の目を通して語られます。
なんとなく途中でからくりと言うか、構成の想像が付いてしまった。
予定調和の内にラストを迎える。
まあ、それなりには楽しめますが。

それにしても主人公の名前が読みづらい。
最後まで何て読むのか迷ってしまった。
なんでこんな名前にしたんでしょうか。

消える「水晶特急」
消える「水晶特急」
posted by まどか at 02:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 島田 荘司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁/島田 荘司 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)
双眼鏡で覗きをしていた男が、豪華マンションの浴室で顔の皮をはがされた若い女の死体を発見!だが、割り出された死亡推定時刻に彼女は、「はやぶさ」に乗っていた。不可能を可能にしたトリツクは何か?時間の壁と“完全犯罪”に敢然と挑む捜査一課の吉敷竹史の前に、第二、第三の殺人が…。

殺されたはずの女が九州行きのブルートレインに乗っていた。
なかなか魅力的な謎の、本格仕立てのトラベルミステリー。
事件を追う刑事は日本各地を走り回る。
旅情もあり、最後に意外などんでん返しもある。
トラベルミステリーとして楽しめるが、ちょっと
偶然の要素が多いかな。

寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
posted by まどか at 20:06| Comment(3) | TrackBack(0) | 島田 荘司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

水晶のピラミッド/島田 荘司 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)
エジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが500年の時空を超えて突然蘇り、空中30メートルの密室で男が溺死を遂げる。アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。壮大なテーマに挑んだ本格推理の名作。

雰囲気作りのうまい作家です。
でも、いくら雰囲気作りといっても、古代エジプトの話しや、タイタニック
号の話が延々続くのには参りました。読み終わってみると、結局事件の
本筋には大して関係なかったりするので徒労感を覚えました。

名探偵・御手洗潔が登場して事件を追い始めるのは、本のページが
半分以上過ぎてからです。
御手洗潔シリーズを読むのは、この作品が始めてです。
ずいぶん自己中心的な人だなと思いました。
この作品を読んだだけでは、ワトソン役のパートナー石岡氏との関係が
良く判りませんでした。

事件の解決は御手洗潔の独壇場です。
読者は、ヒロインのレオナや石岡氏と共に、御手洗潔の背中を追いかけ、
古代ピラミッドのロマンや、壮大なスケールの謎解きを体験します。

水晶のピラミッド
水晶のピラミッド
posted by まどか at 22:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 島田 荘司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

占星術殺人事件/島田 荘司 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)
怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔をデビューさせた、衝撃的傑作。

事件の概要が明らかになる頃には、犯人やトリックの想像が付いてしまう。
傑作という事で期待していたが、少し簡単すぎるかな。
くどくどとヒントを出したり、二回も読者への挑戦があったりするのは興ざめです。

後半の、京都での展開は冗長ですね。
だけど、旅情はあり、京都に行ってみたくなりました。
探偵役の御手洗潔という人物も、癖のある人物で、人によって好き嫌いが
分かれそうです。

この作品は、まずトリックがあって、それを小説として肉付けしたような作品です。
同じ家に6人の若い女性が住んでいて、しかも全員が同じ血液型で、さらに
バレリーナだった等、都合のいい設定が目立ちます。
死体の切断にもリアリティーがありません。
人形のように、いとも簡単にばらばらにしている感じです。
犯人の動機も、一家を皆殺しにする必然性があったのか疑問です。
ただ、占星術を元にした雰囲気作りは上手いと思いました。

占星術殺人事件
占星術殺人事件
posted by まどか at 02:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 島田 荘司 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。