2010年01月14日

遠ざかる祖国〈下〉/逢坂 剛 ★★★★

第二次世界大戦下のスペインで諜報活動を行う北都昭平を
主人公とした作品。北都はMI6のヴァジニア・クレイトンと共
に英国に渡り、ドイツ軍の空襲にも屈しない英国の底力を実
感する。また、諜報活動の結果、日本の暗号が解読されてい
る事を知る。日本の開戦を阻止するべく活動するが、北都の
思いとは裏腹に歴史の歯車は回っていく。

前作『イベリアの雷鳴』から本作までは、まだ日本は開戦して
おらず、欧州における諜報員同士の腹の探りあいといった感
じである。

作品の終盤で、日本が真珠湾を攻撃し日米開戦となる。
ようやく物語が本格的に動き始めたという所で終わり。

はたして日本の運命は?
そして敵国人となってしまった北都とヴァジニアの恋の行方は?
次作以降に期待したい。

遠ざかる祖国〈下〉 (講談社文庫)
遠ざかる祖国〈下〉 (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「日本が真珠湾奇襲」奇妙な噂がヨーロッパを駆けめぐった。熾烈な諜報戦の戦場スペイン。互いに正体を疑いながらも、北都は、イギリス秘密情報部のスパイ・ヴァジニアと惹かれあい、日米開戦の回避に奔走するが…。日本人スパイの眼を通して第二次世界大戦の時代を描く、壮大なエスピオナージ・ロマン。

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posted by まどか at 02:39| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 逢坂 剛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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