2006年05月01日

マークスの山/高村 薫 ★★

内容(「BOOK」データベースより)
「俺は今日からマークスだ!マークス!いい名前だろう!」―精神に「暗い山」を抱える殺人者マークス。南アルプスで播かれた犯罪の種子は16年後発芽し、東京で連続殺人事件として開花した。被害者たちにつながりはあるのか?姿なき殺人犯を警視庁捜査第一課七係の合田雄一郎刑事が追う。直木賞受賞作品。

つまらない作品。
精神に障害のある犯人が、こんな犯罪を犯せるのか。
事件の根になる事故についても疑問が残る。

刑事が変なあだ名で呼び合うのもキモい。
事件の全貌も、地道な捜査によるものでは無く、最後に見つけた
手紙により明らかになる。
警察小説ならもっと別の書き方があったと思う。

よくこんな本最後まで読んだなと、自分を褒めてあげたい気分になりました。

マークスの山(上) 講談社文庫
マークスの山(上) 講談社文庫

マークスの山(下) 講談社文庫
マークスの山(下) 講談社文庫
posted by まどか at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー(和書) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

ホワイトアウト/真保 裕一 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失で亡くした友の婚約者を救うために―。圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰。吉川英治文学新人賞受賞。

冬山版ダイハード。
テンポの良い文章と素早い展開で物語に引き込まれます。

ただ、人間を描くという部分では今一つ不満を感じました。
厳しい見方かも知れませんが、読んだ後心に残るものが薄いという感じです。
確かに主人公の自己復権にかける意気込みは、くどい程に感じます。
でも人間同士の係わり合いとなると、薄いと言わざるを得ません。
人間同士の関わりが書けているのは、犯人たちの葛藤や仲間割れくらいでしょう。
その中でも戸塚という犯人の造形は秀逸でしたが。

あと、犯人たちと警察とのやり取りも判りにくかったです。
色々文句を言いましたが、エンターテイメント作品としては充分楽しめる作品です。

ホワイトアウト
ホワイトアウト
posted by まどか at 03:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 真保 裕一 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

ネタ切れです

今年の初めくらいから読み貯めてきた作品を紹介してきましたが、そろそろネタ切れです。
でも、これからが本当の読書日記の始まりです。

今読んでるのは大沢在昌の新宿鮫です。
硬質なハードボイルド作品を読みたいと思い買ってみました。
posted by まどか at 18:12| Comment(3) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

新宿鮫/大沢在昌 ★★★

内容(「BOOK」データベースより)
ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感!超人気シリーズの輝ける第1作。

それなりに退屈せずに読めるが、読んだ後に今一つ心に残る物が無い。
警察の枠組みからはみだした刑事と言う設定も新鮮さに欠ける。
主人公には、警察のはみだし者と言っても、根はどこか良心的なものを感じた。
もっとハチャメチャな性格とか設定にした方が面白かったのではないか。

新宿鮫
新宿鮫
posted by まどか at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 大沢在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月05日

今読んでるのは

新宿鮫に続いて毒猿―新宿鮫〈2〉を読み始めました。
posted by まどか at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

毒猿―新宿鮫〈2〉読み終わりました

でも忙しくて感想をアップできません。
今度は野沢尚の深紅を読み始めました。
posted by まどか at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

毒猿―新宿鮫〈2〉/大沢 在昌 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
歌舞伎町の女・奈美。孤独な彼女が心惹かれる外国人・楊は、謎の影を持つ男だった。一方、「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島は、完璧な「職業兇手」(殺し屋)が台湾から潜入していることを知る。「毒猿」と呼ばれる男が動きはじめた刹那、新宿を戦慄が襲う!鮫島は、恐るべき人間凶器の暴走を止められるのか?奈美の運命は…。

確実に一作目より面白い。

台湾から来た「職業兇手」(殺し屋)「毒猿」。
容赦なく、冷静沈着に粘り強く狙った獲物を確実に殺していく。
軍隊の特殊部隊出身で、トム・クランシーのジョン・ケリー
(容赦なく、他ライアンシリーズ)を彷彿させる。

そんな「毒猿」を助ける中国残留孤児の娘、奈美。
「毒猿」を追って台湾からやって来た刑事の郭。

この三人を中心として物語が動く。
それぞれの造形が秀逸。

もう鮫島クンは完全な脇役。
あえて新宿鮫にする必然性も感じられない程。

優れたシリーズ物は一作目より二作目の方が面白い。
パトリシア・コーンウエルの「検屍官シリーズ」しかり。
シリーズ物として成功するには、一作目で優れた評価を受けた
上で、二作目は、さらにそれを上回る面白さが必要だ。
その意味では新宿鮫シリーズがこれだけ長く続いたのもうなずける。

毒猿―新宿鮫〈2〉
毒猿―新宿鮫〈2〉
posted by まどか at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 大沢在昌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月08日

深紅を読み終わりました

感想はもう少し待ってね。
今は、「リアル鬼ごっこ」を読んでます。
なかなか、面白そうな作品です。
posted by まどか at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

こんばんは

「リアル鬼ごっこ」を読み終わりました。
ある意味では面白い作品でしたね。
posted by まどか at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

深紅/野沢 尚 ★★★★

内容(「BOOK」データベースより)
父と母、幼い二人の弟の遺体は顔を砕かれていた。秋葉家を襲った一家惨殺事件。修学旅行でひとり生き残った奏子は、癒しがたい傷を負ったまま大学生に成長する。父に恨みを抱きハンマーを振るった加害者にも同じ年の娘がいたことを知る。正体を隠し、奏子は彼女に会うが!?吉川英治文学新人賞受賞の衝撃作。

第一章では、主人公が修学旅行先から事件の知らせを受け、教師と共に家族の安置されている病院に行くまでが克明に描かれる。主人公の心理描写は、この作者でなければ書けないような緊迫感あふれるものである。

第二章では、犯人の上申書という形で犯行の様子が語られる。そこでは、必ずしも被害者である父親が良い人間ではなかった事が明かされる。

そして、第三章以降、犯人にも同じ年の娘がいる事を知った主人公が、身分を隠して犯人の娘に接近していく。いったい主人公は何をするつもりなのか。じりじりした緊張感が盛り上がる。

が、終盤で今ひとつ盛り上がりに欠けた。結局主人公は何をしたかったのか良く判らないまま終わってしまった。
この作者の作品を何作か読んだが、描写力は優れるものの、一遍の小説としてみると、いずれもバランスの悪さを感じた。
深紅
深紅
posted by まどか at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 野沢 尚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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